激しい雷雨で中止 約2千人一時避難 長野・諏訪湖の花火大会

長野県諏訪市周辺で15日夜、激しい雷雨のため交通機関が乱れ、同日開かれた「諏訪湖祭湖上花火大会」の見物客が市内で足止めされた。諏訪市は市役所や小中学校など十数カ所を開放し、約2千人が一時避難した。

 また諏訪署によると、諏訪湖で花火見物をしていた男女6人が乗った船に浸水したが、全員救助され、けがはなかった。

 JR中央線は小淵沢-塩尻間で一時運転を見合わせたほか、長野自動車道塩尻インターチェンジ(IC)-岡谷ジャンクション間、中央自動車道伊北IC-諏訪IC間が通行止めになった。

 長野地方気象台によると、諏訪地方では午後8時29分までの1時間に、観測史上最大となる74・5ミリの雨量を記録した。

 花火大会は午後7時に始まったが、激しい雷雨で間もなく中止された。諏訪湖で花火約4万発を打ち上げるイベントで、首都圏などから多くの見物客が訪れる。

産経ニュースより引用しました。