理系の文学賞・日経「星新一賞」創設 人工知能など人間以外も応募可能

日本経済新聞社は7月7日(日)、同社が主催する文学賞「日経『星新一賞』」の創設を発表しました。7月25日(木)から、「理系的発想力」を発揮した「読む人の心を刺激する物語」の応募受け付けを開始。人工知能など、人間以外の応募作品も受け付けます。

日経「星新一賞」公式ウェブサイト

日経「星新一賞」は、“理系文学”を数多く発表してきた作家・星新一さんの名を冠した文学賞です。応募部門は年齢制限なしの「一般部門」と、中学生以下を対象とした「ジュニア部門」の2つです。締め切りは10月31日(木)深夜12時。一般部門のグランプリには賞金100万円、ジュニア部門には図書カード10万円分が贈られます。詳しい応募要項は上記のサイトでどうぞ。

審査員は、作家の瀬名秀明さんや宇宙飛行士の野口聡一さんをはじめ、作家、科学者、研究者などが務めます。

賞の新設について星新一さんの次女・星マリナさんは、「巣にいるヒナに親鳥が半分消化したエサをはこんできてくれるみたいに、科学をよく理解している人が、科学を題材にした、みじかくて、わかりやすくて、おもしろい小説を書いてくれないだろうか、と思うわけなのです。星新一という親鳥がいなくなってしまったので」とメッセージを寄せています。

はてなブックマークニュースより引用しました。