円滑なコミュニケーションの方法は「I」でも「YOU」でもなく「WE」を使うこと―研究結果
君が悪いんだろう!次からはちゃんとやってくれ」
「おれが正しいって言ったら正しいんだよ!」
「私がそう感じるんだから、あやまってくれる?」
毎日のように耳にするこんな会話。
自分を強く主張するパワフルな言葉たちですが、テキサス大学のパネベーカー博士によるとこれらの言葉たちはコミュニケーションにおいて、いい結果を出さないそうですよ。
一体何が問題なのでしょう?
さっぱりわからないあなたにヒントです。
一人称単数や二人称単数を使うよりも一人称複数をもっと使えってことなんです。え?ますます何を言ってるかわからない?
簡単に言うと毎日の会話の中で、「私は」「おれは」「お前は」「てめぇは」「あんたは」「あなたは」ではなく「おれたち」「私たち」をたくさん使うとコミュニケーションはスムーズにいきますよということです。
テキサス大学の研究によると自分に自信がある人は自分のことよりも、自分のいる「世界」に広く目を向けるので「私たち」を多用する傾向にあるそうです。
一方、自分に自信がなくいつも下っ端の仕事をしていると感じる人は「私は」という言葉をより多く使うそうですよ。
自分を守るためにそしてすべてが自分中心なので、無意識のうちに一人称単数を使う頻度が増えてしまうのです。
また「あなたは」を多用する人は自己中心でいつも自分の方が相手よりも正しいと思っている可能性が高いです。
自分のことを振り返ってみると、なるほどそうだと感じませんか?
相手と一緒に歩いて行くという思いが強いなら、「あなたは」よりも「私たちは」をより多く用いるはずですよね。
家庭で、友人関係で、恋人関係でもし悩んでいるなら、今日から「WE」(私たちは)をより多く会話の中で使ってみてはいかがでしょうか?
きっと今までよりももっとコミュニケーションが取れるようになるはずです。
参考:Pronoun I Usage Power Status
アメーバニュースより引用しました。