JR四国「監視している。放置でない」

JR四国の鉄道橋で、補修が必要な橋を3年以上放置したり、検査記録に不備があったりしたと会計検査院に指摘された問題で、同社工務部の高瀬直輝工事課長らは28日、記者会見を開き「優先順位をつけ必要な時期に補修をするという基本的な考えは間違っていないと考えているが、補修のスピードを上げられないか検討する」と述べた。

 JR四国によると「補修が必要だが放置されている」と会計検査院に指摘された橋は計56本だった。

 同社は「健全度が下がった橋についても、監視することが措置の一つと考えており、放置ではない」と釈明。健全度が下がった橋への対応基準を見直す考えはないとしている。検査記録については今後図面や写真を含めた十分な記録を残す予定という。

msn産経ニュースより引用しました。