明石海峡大橋、大鳴門橋を歩く=兵庫、徳島〔地域〕

本州四国連絡高速道路株式会社(神戸市)は7月27、28日の2日間、神戸市-淡路島(兵庫県)-徳島県をつなぐ明石海峡大橋と大鳴門橋を歩いてめぐるツアーを開催した。神戸淡路鳴門自動車道全通15周年の記念行事の一環で、参加者は普段は見ることができない光景を堪能した。
 参加者は4グループに分かれ、兵庫側から2グループ、徳島側から2グループが出発。2日間で計8グループ、9~83歳までの男女約400人が参加した。
 兵庫側から出発したグループは、まず橋の科学館(神戸市)で橋の説明を受け、大鳴門橋に移動。普段は作業員が使用する全長約1630メートルの管理通路を渡った後、世界最長のつり橋である明石海峡大橋の高さ約300メートルの主塔に登った。
 眼下に広がる光景に、次女と孫娘と共に参加した兵庫県明石市の伊東公一さん(75)は「新しい世界が開けた」と満足そうな笑顔を見せた。

時事ドットコムより引用しました。