Googleが使ってもらいたくない1400の言葉を入力予測用辞書から削除

Googleはお堅い会社になったのだろうか、最新のオペレーティングシステムAndroid KitKatでは、下ネタ系の言葉をはじめとする一部の単語を使用しないよう、ユーザーに促しているという。テクノロジー系ニュースサイト“ Wired.com”が、新ソフトのソースコードを入手したとして報じているが、当のGoogleはこの件でのコメントを拒否している。
と言っても、ユーザーが使用禁止用語を入力しようとするのを力でねじ伏せるのは無理なので、内蔵の入力予測用の辞書から禁止用語を削除しているというのだ。ご存じのとおり、ユーザーが文字を入力するのに先駆け、次に予想される文字や単語が羅列され、使用したい部分を選択できる機能がある。しかし例えば、禁止用語に指定された“セックス”を意味する「sex」や「lovemaking」「intercourse」を入力しようとしても、続いて予想される文字や単語は表示されないというわけだ。
Android KitKat内蔵の辞書には16万5千の単語が登録されているが、1,400の英単語が不適切と見なされているとか。Googleが禁止用語とし、入力予測が表示されない単語は他にcoitus(性交)、penis(ペニス)、vagina(膣)、pizzle(陰茎)、butt(ケツ)、panty(パンティー)、braless(ノーブラ)、Tampax(タンポン)、preggers(妊娠)、suck(フェラチオ)、screw(セックス)、geek(オタク)、 Chromebook(クロームブック)などがある。
一方許可されてはいるが賛否両論ある単語としては、Marijuana(大麻)、bong(マリファナ用水ギセル)、methamphetamine(メタンフェタミン)、Nazi(ナチ)など。許可・不許可の線引きや禁止の理由については様々な憶測を呼んでおり、当然ながら賛成・反対様々な意見が乱れ飛んでいるようだ。本当に表示されないかどうか早くも実験する者、ヤフーで試す者も続出している。

ネタりかより引用しました。