有吉弘行の禁煙で考える芸能人「公言○○」のメリット/デメリット

お笑い芸人の有吉弘行が、ツイッターで禁煙を宣言したことが話題になっている。

有吉は、10月23日に「たった今、タバコを辞めました」とツイート、「身近な方々にはイライラからくる暴力行為があるやもしれませんが、お許しを」とも付け加えた。

その後も
「手が震えますね」(23日)
「タバコを強烈に吸いたくなる瞬間が1000回ぐらいあった」(24日)
「飲むと吸いたくなるから飲まない」(25日)

と、禁煙報告ツイートを続けていた。

しかし、11月に入ると禁煙報告ツイートも減り、お笑いタレントのバカリズムが、11日放送の「バカリズムオールナイトニッポンGOLD」で、有吉にタバコを渡したとの発言をしたこともあって、ファンの間では禁煙に失敗したのではとの憶測が飛び交った。

そうした憶測にもかかわらず、有吉は、
「ついにメシが旨く感じる症状が現れてきて怖い」(13日)
「飲んで。食べて。笑って。吸わず。体重計はもちろん爆発!」(15日)

と禁煙が続いていることをツイート。

17日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』でも、本人の口から禁煙が続いていることを報告した。

目標を周囲に公言するのは、禁煙、脱ギャンブル、ダイエットにおける有効な方法と言われる。

公言することで、周囲から手助けを受けたり、本人が達成へのプレッシャーを感じたりして、引き返せない状況を作り出す。有吉のツイッターでも、南原清隆から顔色を誉められたことや、長澤まさみからグミをもらったことがツイートされている。

一方で、目標達成を妨げる人が現れたり、失敗した時には恥をかいたりすることも覚悟する必要がある。バカリズムがタバコを渡したことが典型的だが、そうしたことを防ぐために、ある程度まで宣言するのを控えた方が良いとする考えもある。また、マツコ・デラックスは、禁煙した有吉を意識して自身の健康を振り返り始めるなど、思わぬ影響も出始めている様子。

ともあれ、一番気になるのは目標達成への動機だろう。有吉は禁煙を始めたきっかけを明らかにしていない。

しかし、インターネットの掲示板では「健康を考えた」、「守りに入った」、「身近な人の影響」、「結婚が近い」などさまざまな意見が出ている。いずれの理由にしても、真の動機がなんなのか気になるところだ。


 有吉弘行 (ariyoshihiroiki) on Twitter

ガジェット通信より引用しました。