ズワイガニ漁が解禁 日本海の冬の味覚

冬の味覚ズワイガニの漁が6日、富山県以西の日本海沖で解禁された。兵庫県豊岡市の津居山港では5日夜、16隻の底引き網漁船が家族に見送られ出港。沖合約20キロ付近の漁場で午前0時の解禁にあわせて一斉に網を投げ入れ漁を始めた。

 但馬漁協所属の吉野丸では約1時間後、船員たちが長さ約100メートル、幅約10メートルの網を引き揚げると、透き通るような朱色のカニが続々と姿を見せた。

 10時間にわたって5回網を投げ雄が115匹、雌が約3100匹。「松葉ガニ」と呼ばれる高価な雄には目印の青いタグが結ばれた。吉野光智船長(47)は「質は例年通りだが、雄が少なくて残念だ。次こそは」と期待を込めた。

 ズワイガニ漁は雌が12月末、雄が3月20日まで。津居山港で初競りにかけられ、京阪神地域を中心に出荷される。

msn産経ニュースより引用しました。