半沢直樹 最終回42.2% 歴代4位

TBS系で二十二日夜に放送された連続ドラマ「半沢直樹」の最終回の平均視聴率が関東地区で42・2%、関西地区で45・5%だったことが二十四日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 現在の調査方式になった一九七七年九月以降のドラマ(NHK連続テレビ小説大河ドラマを除く)では、関東で歴代四位。八〇年以降が対象の関西は「水戸黄門」(八一年、TBS系)を抜いて過去最高となった。ドラマ人気の低迷が指摘される中、異例の大ヒットとなった。

 瞬間最高視聴率は関東で46・7%、関西で50・4%。ともに本編終了直後だった。

 TBSによると、全十回の関東の平均視聴率は28・7%で、初回の19・4%から一度も数字を落とすことはなかった。

 「半沢直樹」は、直木賞作家、池井戸潤さんの人気小説が原作。大手銀行員の主人公が、次々と降りかかる困難に立ち向かう物語で、堺雅人さん演じる半沢の決めぜりふ「やられたらやり返す。倍返しだ!」は、流行語に。痛快なストーリーとともに、片岡愛之助さんらの個性的な演技も話題となった。

東京新聞より引用しました。