Woman 第10話 感想

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小春と紗千、小春と栞って、普通では考えられないような複雑な人間関係ですよね。ある意味、ファンタジーに近いというか。

たまに感情があふれて抑えきれないシーンなど、満島さんの演技は素晴らしいと思います。本来なら違和感を覚えるような言動が小春に見られるのは仕方ないことなんじゃないかな、と私は思います。

あり得ないほどの不幸の連続はいいとしても、日常の些細な部分が「それはない」って思う部分が多すぎるのが気になります。

人間てそんな完璧じゃないから。もう少し、無邪気で年相応だったら、ドラマに入り込めるのにとかなり残念に思います。

子供たちに見せる母親としての表情も。でも、もっと普通に、現実にあり得そうな話では作れなかったのかな?と思います。

一番気になるのは、望海ちゃんがあまりにしっかりしすぎなこと。まあ、人それぞれ感じ方は違うわけで、受け付けない人がいても仕方ないですけどね。

7歳で、あんなに分別があって、物事をよく理解できるものでしょうか。

話し方ひとつとっても、とても小学校1年とは思えない。肉親とはいえ、自分の病気と子育ての不安がなければ、決して頼りたくはなかった存在です。

それとも女の子と男の子とでは違うんでしょうか?脚本家、子供がいないんじゃないか?聞き込みが足りないんじゃ?と思います。

このドラマ、究極の不幸、不運を抱えながらもひとつひとつ克服し強く生きる小春を応援したくなって見ています。