今日は、お茶漬け・高血圧・国産なす消費拡大・いなり・生命・きずなの日です。

● お茶漬けの日  
 お茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎の子孫にあたる永谷嘉男が創業した株式会社永谷園が制定。永谷園は1952年(昭和27年)に画期的なインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売し、お茶漬けをさらに身近な食べ物とした「味ひとすじ」の理念を持つ食品メーカー。「お茶づけ海苔」は2012年(平成24年)に発売60周年を迎えた。日付は永谷宗七郎の偉業をたたえ、その命日(1778年5月17日)に由来する。

● 高血圧の日   
 特定非営利活動法人日本高血圧学会日本高血圧協会が、高血圧の予防などの啓蒙活動を目的に制定。日付は世界高血圧連盟が定めた「世界高血圧デー」に准じている。「世界高血圧デー」は2005年に開始され、当時事務局を担当していたアメリカの高血圧啓蒙月間が5月であったことなどからこの日となった。

● 国産なす消費拡大の日
冬春なすの主産6県(高知園芸連、全農ふくれん、熊本経済連、全農岡山、佐賀経済連、全農徳島)で構成する冬春なす主産県協議会が制定。4月17日の「なすび記念日」とともに、毎月17日をなすの消費を増やす日にするのが目的。

● いなりの日  
 日本の食文化の中で多くの人に親しまれているいなり寿司。いなり寿司を食べる機会を増やすきっかけを作ろうと、いなり寿司の材料を製造販売している長野県長野市に本社を置く株式会社みすずコーポレーションが制定。日付は17をいなりの「い~な」と読む語呂合わせから毎月17日に。
● 生命・きずなの日 
ドナー(臓器提供者)の存在なしには成立しない移植医療。それは自らの生命のかわりに、他人の生命を救う「ギフトオブライフ」の精神を持つドナーと、その家族の善意によって支えられている。新緑の生命萌え立つこの時期(5月)に、ドナー(17日)とその家族が社会的に深く理解され、生命の大切さ、生命のきずなを多くの人が考える日にと、日本ドナー家族クラブ(JDFC)が制定。

転載元・日本記念日協会