ダイオウイカ:兵庫・諸寄港で生け捕り 全長約4.1m

日本海に面する兵庫県新温泉町諸寄港で25日、全長約4.1メートルの生きたダイオウイカが水揚げされた。素潜り漁をしていた地元の男性漁師が海中で見つけ、もりとロープで捕獲し、船で運んだ。鳥取県立博物館の和田年史主任学芸員は「浅瀬で生け捕りされるのは珍しい」と話している。

 重さは約200キロと推定され、大きさや形状から雌とみられる。「触腕」という最も長い足が2本とも切れており、表面の皮が一部はがれていたが、傷は少なく、体は赤みがかっていた。

 今後、冷凍保存され、標本として博物館などで研究に役立てられる。(共同)

毎日新聞より引用しました。