チャーグ・ストラウス症候群とは

ソチ五輪ジャンプ団体で銅メダルを獲得した日本代表メンバーの一人、竹内拓(北野建設)が日本時間18日未明の試合後の会見で、自身が難病の「チャーグ・ストラウス症候群」であることを公表した。

 公益財団法人「難病医学研究財団/難病情報センター」の公式ホームページ(平成25年9月更新)によると、チャーグ・ストラウス症候群は「アレルギー性肉芽腫性血管炎」とも呼ばれ、気管支喘息アレルギー性鼻炎を有する人に、白血球の一種である好酸球の著明な増加を伴って、細い血管に血管障害(血管炎)を生じる病気。早期に治療を行うと血管炎は治癒するが、末梢神経障害が残る場合や、時々再発を来すことがあるという。

 日本における年間新規患者数は約100例で、医療機関を受診し治療を受けている患者数は年間約1800例と推定されている。

この病気では気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などの症状が出て、時には、脳出血脳梗塞心筋梗塞心外膜炎、消化管穿孔を生じることもある。一般的な治療法はステロイド薬で投与で、一年間以上にわたり治療する必要がある。

 

デイリーより引用しました。