釣り針が曲がった…重さ10キロ巨大トラフグ

浜松市西区の舞阪港で、重さ約10キロ・グラム、全長74センチの巨大な天然トラフグが水揚げされた。市内のフグ料理店によると、通常調理するフグは1.5~2キロ程度。これほど大きいのは珍しく、地元の関係者も驚いている。

フグは雌で、2月26日に水揚げされ、同市中区の飲食業伊藤匠さんが約3万円で競り落とした。市内で経営する飲食店「とぅくとぅく」、「魚魯魚魯(ぎろぎろ)」でフグ鍋や空揚げ、てっさ(刺し身)などにして提供した。

 遠州灘の天然トラフグ漁は10月1日から翌年2月末まで行われる。遠州灘ふぐ調理用加工協同組合の金原貴理事長は「フグは年明けから大きくなるとは言え、3~4キロ程度。10キロというと実感がわかない」と話す。伊藤さんは、「釣り上げた漁師の釣り針が曲がったと聞いた」と話した。

 

YOMIURI ONLINEより引用しました。