五輪フィギュア:浅田、16位と大きく出遅れる 女子SP

◇3回転半で転倒

 【ソチ芳賀竜也】ソチ五輪第13日の19日、フィギュアスケートの女子ショートプログラム(SP)があり、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央(23)=中京大=はよもやのミスの連続で55.51点の16位と大きく出遅れた。浅田は巻き返しを期して20日のフリーに臨む。

 首位は五輪連覇を狙う金妍児(キムヨナ)(23)=韓国=で74.92点。ロシア選手権覇者のアデリナ・ソトニコワ(17)=ロシア=が74.64点で2位、元世界選手権女王のカロリナ・コストナー(27)=イタリア=は74.12点の3位。

 バンクーバー五輪8位の鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=が60.97点で日本勢最高の8位、五輪初出場の村上佳菜子(19)=中京大=は55.60点で15位。地元ロシアの期待を集めていた15歳、ユリア.リプニツカヤはジャンプの転倒が響いて65.23点の5位だった。

 最終滑走者の浅田は得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど技術点が22.63点と伸びず、プログラム構成点は33・88点だった。一方、金妍児は冒頭の3−3回転連続ジャンプを決めるなど技術点39.03点、プログラム構成点が35.89点だった。

毎日新聞より引用しました。