羽生効果でSP曲「パリの散歩道」がヒット

ソチ五輪フィギュアスケート男子日本代表の羽生結弦(ゆづる)(19)がSPで使用している楽曲「パリの散歩道」の人気が急上昇している。音楽配信ランキングの洋楽ロック部門で1位となり、演奏者のサイトの閲覧数も急増。今後の成績次第でさらに人気が高まるとみられ、関係者は羽生の五輪での活躍に期待する。

 「パリの散歩道」は、北アイルランド出身のロックギタリスト、ゲイリー・ムーアさん(1952~2011年)の代表曲。1978年のアルバム「バック・オン・ザ・ストリーツ」に収録され、シングルとして全英トップ10入りした。ロックファン以外にはそれほど知名度は高くないムーアさんだが、羽生の注目度が上がるにつれ、曲の人気も上昇した。

 今月6日(現地時間)の団体SPで羽生が演技を披露した後、パリの散歩道の配信数が急伸。9日付のレコチョクの「洋楽ロックランキング」(デイリー)で1位、12日に発表された洋楽ロックの週間ランキング(2月5~11日)でも1位となった。

 ユニバーサルミュージックが運営するムーアさんのサイトの閲覧数も通常の約600倍に。同社の担当者は「ここまで注目されるとは思わなかった」と驚く。12日には、「パリの散歩道」などフィギュアスケートの使用曲17曲を収録したコンピレーションアルバムの配信が始まったばかり。担当者は“羽生効果”の波及に期待をかけている。

 

msn産経ニュースより引用しました。