<村上春樹さん小説>たばこポイ捨て、ツイッターで賛否議論

作家の村上春樹氏の短編小説で、北海道中頓別(なかとんべつ)町に関し事実に反する表現があるとして、町議らが出版社に質問状を近く送ることを毎日新聞が報じた5日、短文投稿サイト「ツイッター」上では記事が700件以上引用され、賛否両論の議論が交わされた。
ツイッター上では「小説の作り話なのに」「これくらいで屈辱的はないだろう」といった批判が大勢を占めたが、「村上氏らしからぬ軽率表現」「いったんマイナスイメージを植え付けられたら危うい」と町議側を擁護する声もあった。また「(町は)逆手にとったプロモーションをすればいいのに」という意見もあった。

 一方、町には電話で6件の意見があり、うち5件は「文化的な作品への抗議は恥ずかしい」「町の売名行為では」といった批判だった。町議会事務局の担当者は「質問状の動きは町議有志の話で、現段階で町や町議会として見解を示す予定はない」としている。

 短編小説は月刊誌「文芸春秋」の昨年12月号に掲載され、たばこのポイ捨てが中頓別町では「普通にやっていることなのだろう」と表現された。【伊藤直孝】

 

yahooニュースより引用しました。