13年、過去6番目の暑さ 世界気象機関が発表

世界気象機関(WMO)は5日、2013年の世界の平均気温が、記録のある1850年以降、2007年と並んで6番目に高かったと発表した。WMOは「長期的な地球温暖化傾向に合致している」としている。

 WMOによると、13年の世界の平均気温は1961~90年の平均に比べて0・5度高かった。過去最も高温だったのは2010年、2番目は05年だった。

 WMOのジャロー事務局長は「温室効果ガスの大気中濃度の高さを考えれば、今後も気温は上昇し続けるだろう」と警告している。

 昨年は各地で極端な気象が相次ぎ、日本や中国、韓国で猛暑となったほか、オーストラリアで1月の平均気温が過去最高を記録。ブラジル北東部やアフリカ南部で深刻な干ばつが発生した。

 WMOは昨年11月、同年1~9月のデータを分析した暫定報告を発表、過去7番目に暑い年だったと指摘していた。(共同)

 

msn産経ニュースより引用しました。