ゴウカイジャー小澤亮太が挑んだ社会派ヒューマンドラマ公開日決定

「海賊戦隊ゴウカイジャー」のゴウカイレッド役で知られる若手俳優・小澤亮太が出演する「共に歩く」が、4月5日に公開されることが決定した。小澤は、過去のトラウマから感情をコントロールできない恋人をどう支えればいいのか悩む青年という役どころに挑んだ。

 共依存、幼少期のトラウマ、アルツハイマー認知症の3つをテーマに、それぞれが抱える問題に翻ろうされる3組の人間関係を描くヒューマンドラマ。本作で監督デビューを飾る宮本正樹が、自らの経験をもとにオリジナル脚本を書き上げた。このほど公開されたポスタービジュアルには、登場人物たちの苦悩が色濃く刻まれており、それぞれの問題に立ち向かう姿に関心が高まる。

 小沢が演じる小学校教師・哲也の恋人で、子どもの頃に親から愛してもらえなかったため大人になっても精神的に不安定な明美を入山法子、哲也が受け持つ児童で、アルコール依存症の父親の影響で自傷行為を続けるタケルを長島暉実が演じる。ほか、アルツハイマー認知症になった明美を母親役に朝加真由美、その夫役を螢雪次朗、タケルの母親役を河井青葉が演じ、日向丈、染谷俊之らが共演する。

 劇中で小沢と入山が演じるカップルが直面する「共依存」は、他者に依存されることによってしか自分の存在価値を見いだせない者同士がその関係性に依存している状態を指し、近年急増しているといわれている。現代社会が抱える問題に切り込んだ骨太なドラマに注目だ。

 「共に歩く」は、4月5日からシネマート新宿・心斎橋ほか全国で順次公開。

共に歩く

アメーバニュースより引用しました。