ベルリンで「和食」イベント 1100人が堪能

【ベルリン=宮下日出男】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「和食」の海外での普及促進を図るイベント「エンジョイ・ワショク・レセプション」が17日、林芳正農林水産相も出席して、ベルリン市内のホテルで開かれ、詰めかけた約1100人が多彩な日本食に舌鼓を打った。

 会場では、日本食材を使ってドイツ人料理人が調理した鹿肉ローストなどのほか、日本人料理人が地元食材を活用した懐石料理や地元市民が食べやすいように工夫を凝らした和菓子、約20種類の日本酒などが振る舞われ、各ブースには長蛇の列ができた。

 ベルリンでは農水関連の国際会議が開催中で、現地のドイツ食料・農業省次官だけでなく、会議に参加したフランスの閣僚らも姿を見せた。林農水相は今回のイベントについて「予想を上回る参加だ。『和食』の言葉は世界に通用する」と手応えを語った。

 

msn産経ニュースより引用しました。