<価格ウォッチ>ガソリンと灯油 上昇は6週連続

経済産業省資源エネルギー庁が十六日発表した十四日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、前回調査(六日)と比べ二十銭高い一リットル当たり百五十八円五十銭となり、六週連続で上がった。暖房用の需要が大きい灯油も六週連続の値上がりで、一般的なタンク一個分の十八リットル当たりでは四円高となる千八百八十一円だった。

 調査した石油情報センターによると、中東情勢が比較的落ち着いており原油価格は低下傾向にあるが、これまでの原油高や円安による調達コスト上昇を、元売りが小売店への卸価格に反映させたという。石油情報センターは「今後は横ばいか小幅な値動きになる」とみている。都道府県別のレギュラーガソリン価格は、二十四都県で上がった。上げ幅は沖縄の一円四十銭が最大で神奈川が一円十銭、栃木が一円だった。横ばいは山形、兵庫など九県。

東京新聞より引用しました。