なんと「ゴディバ」のロゴには超深い意味が隠されていた

バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈るのは、日本独特の習慣ですが、色とりどりのパッケージや期間限定商品は見ていてもワクワクしますよね。

有名な商品には素敵なロゴが配されていますが、不動の人気を誇るショコラティエゴディバ』のロゴに秘められた美しい話をご存じでしょうか。気になる彼にチョコレートを渡すとき、こんな話をしてみたら盛り上がりそうです。

終わりにはチョコレートの美容効果トリビアを載せた記事も紹介しています。併せて参考にしてみてくださいね!

 

■美談を元にしたロゴ

乗馬した裸婦が髪をなびかせているゴディバのロゴは、11世紀のイギリスに実在したゴダイヴァ夫人を元にしたものです。なぜ彼女は裸で馬に乗っているのでしょう? そこには絵画にも描かれた美談がありました。

聖母マリアを崇拝する伯爵夫人であった彼女は、領民の苦しむ姿を見るのが嫌でたまりませんでした。領民に対し重税を課す夫に減税するよう何度もお願いするも、夫は聞く耳を持たず、しつこい妻へ難題をだします。

「お前が裸になって馬にまたがり、街中を闊歩しなさい。そうしたらお前の願いを叶えよう」

きっとこれならできないだろうと思ったに違いない難題でしたが、「私が恥をかけば領民が救われるのなら」と彼女は裸になり、長い髪で体を覆い馬に乗って街中を回ったのです。

「夫人が私たちのために自らを犠牲にしてくださる。せめて私たちはその姿を見ないで差し上げよう」と、領民たちは家から一歩も外へ出ず、窓も閉めることにしました。

ところがひとりだけ覗き見をした人物がおり、後にピーピング・トム(覗き屋トム)と呼ばれるようになります。これがこっそり覗き見をする人のことを、英語でpeeping Tomというようになった語源だといわれています。

ゴダイヴァ夫人の愛情深さと勇気に感銘を受けたゴディバの創始者は、その精神をチョコレートに込めるべく、彼女の名前を社名にし、ロゴをつくりました。

食べた人が愛情と笑顔で満たされるように、という願いが込められてできたロゴだったのですね。

 

過去記事の「実は隠された秘密が満載!チョコレートの魅力いろいろ」でもご紹介したように、食べすぎなければ美容にも効果的な食材です。

最近では”義理チョコ”だけでなく、友達同士で贈り合う”友チョコ”も流行っている傾向に。たまには自分のために特別なチョコレートを用意して、カカオを”キレイの素”にしてみるのもよさそうですね。

ネタりかより引用しました。