今日は異常に多いので3つに分けました。(その1)

バイナリーオプションの日

バイナリーオプションとは為替レートなどが設定基準をクリアするかしないかを予想する金融商品の一種。この取引を展開する株式会社FXトレード・フィナンシャルが制定。投資への関心を持ってもらうのが目的。日付はバイナリーが英語で「二つの」という意味であることから二進数の1と0にちなみ毎月10日とした。尚、現在、同社も加盟する一般社団法人 金融先物取引業協会が個人向け店頭バイナリーオプションについて、リスク、商品内容の詳しい説明、過度の取引の抑制、十分な取引期間など、自主規制の在り方を金融庁に提出。金融庁は法整備などでの規制について検討を行っている。

コッペパンの日

日本で初めてパン酵母(イースト)による製パン技術を開発した田辺玄平翁を始祖とする全日本丸十パン商工業協同組合が制定。玄平翁はアメリカで学び、1913年(大正2年)に帰国、東京下谷でパン屋を創業。パン酵母を使用してふっくらとした美味しいパン(コッペパンの元祖)を焼き上げた。2013年(平成25年)で玄平翁が創業してから100周年となることから、丸十のコッペパンをより多くの人に知ってもらうのが目的。日付は丸十の「十」にちなんで毎月10日とした。

LPガスの日

LPガスの普及と促進を図ることを目的に、一般社団法人全国LPガス協会が制定。LPガスは天然ガスとともに二酸化炭素の排出量が少なく、環境に優しいエネルギーとして注目されている。日付は1964年(昭和39年)10月10日に東京オリンピックが開催されたとき、国立競技場の聖火がLPガスで点火されたことと、10と10が火で調理をしているときの音「ジュージュー」と読める語呂合わせから。

手と手の日

健康でしっとりなめらかな手肌の実現を目指すハンドクリームブランド「アトリックス」を製造販売するニベア花王株式会社が制定。日頃から頑張っている自分の手や大切な人の手に感謝する「Thanks to your hands」キャンペーンの一環。日付は10と10で「手と手=10(てん)と10(てん)」と読む語呂合わせから。

テンテの日

さまざまなオリジナルのティッシュボックスカバーを揃えたブランド「tente(テンテ)」を展開する株式会社ヘミングスが制定。同社では十人十色の言葉のように、それぞれの人の好みや部屋のカラー、インテリアにふさわしい素材やデザインなどを揃えた「十人十色tente」を開発している。日付は10と10で「十人(テン)十色(テン)」の「テンテ」と読む語呂合わせから。

ワンカップの日

「ワンカップ」は世界で初めて発売されたカップ酒。その「ワンカップ」を製造販売する兵庫県西宮市に本社を置く日本を代表する酒造メーカーの大関株式会社が制定。日付は「ワンカップ」が誕生した1964年10月10日(東京オリンピックの開会式の日)から。ちなみに「ワンカップ」は大関株式会社の商標登録。

冷凍めんの日

昭和50年代に登場した冷凍めんは「本格的なおいしさをいつでも味わえる」などのメリットにより、着実に市場を拡大してきた。この冷凍めんをさらにPRしようと、一般社団法人・日本冷凍めん協会が制定。日付は10月の「冷=0(れい)」と10日の「凍=10(とう)」の語呂合わせから。

おもちの日

国内産水稲もち米だけを原料として使い、良質で安全安心な包装餅を製造して、餅の食文化の発展に務めている全国餅工業協同組合が制定。日付は10と10が角もちと丸もちが並ぶ形に見えることと、従来この日は餅と関係の深いスポーツの記念日「体育の日」であったことから。

岡山県産桃太郎トマトの日

岡山県産桃太郎トマトの食味が良く糖度がのる時期にあたることから、全国農業協同組合岡山県本部(JA全農おかやま)が制定。食欲の秋にもマッチし、10と10で「トマト」の語呂合わせも。さらに、マスコットキャラクターの「赤丸ぴん太郎」が誕生した日でもある。

転載元:日本記念日協会